2017年12月20日水曜日

教義の目的について、熱く語る ありし日の中村天風

貴重な教義ですね。


運命を拓く
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著者について
中村天風(なかむら てんぷう)
1876年(明治9年)7月30日、東京府豊島郡(現東京都北区王子)で生まれる。
本名、中村三郎。1904年(明治37年)、日露戦争の軍事探偵として満州で活躍。

帰国後、当時死病であった奔馬性肺結核を発病したことから人生を深く考え、真理を求めて欧米を遍歴する。その帰路、ヒマラヤの麓でヨガの聖者カリアッパ師の指導を受け、病を克服。

帰国後は実業界で活躍するも、1919年(大正8年)、突如感ずるところがあり、社会的地位、財産を放棄し、「心身統一法」として、真に生甲斐のある人生を活きるための実践哲学についての講演活動を始める。

同年、「統一哲医学会」を創設。
政財界の有力者をはじめ数多くの人々の支持を受け、天風哲学として広く世間に認められるようになる。

昭和15年、統一哲医学会を天風会と改称。昭和37年、財団法人の設立許可を受け、現在にいたる。

1968年(昭和43年)12月1日逝去、享年92歳。

CD「積極性と人生」
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2017年12月15日金曜日

梅原猛が解き明かす 親鸞「四つの謎」|新潮講座

親鸞「四つの謎」読んでみたくなりますね。 


親鸞「四つの謎」を解く
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2017年12月14日木曜日

2017年12月11日月曜日

2017年12月10日日曜日

[万葉集] 01-0002 大和には 群山あれど とりよろふ・・・


大昔の風景が目に浮かびますね。


巻一・〇〇〇二
大和には 群山あれど とりよろふ 天の香具山 登り立ち
国見をすれば 国原は 煙立つ立つ 海原は  鷗立つ立つ
うまし国そ 蜻蛉島 大和の国は
舒明天皇

【大和には多くの山があるが、とりわけて立派に見えるのは天の香具山。
 その頂に登り立って国見をすると、国土には炊事の煙がしきりに立ち、
 海上にはカモメが飛び交っている。
 美しい国よ。蜻蛉島大和の国は。】

家々から煙が立ちのぼっているのは、食事の支度をしているのでしょう。それは、民の生活の豊かさを象徴しています。
そしてたくさんのカモメが飛び交っているのは、海もまた豊かな証しでした。
実際に、香具山からは海を眺めることができません。
しかしまるで広々とした海が見えているかのように詠まれているこの歌。それは、心で見た海でした。
現実をそのまま歌うより、想像の方が遙かに雄大な景色を映し出すものです。
天から降りてきた神の山、香具山。その上に立ち、豊かな国を眺めるのが舒明天皇です。
この壮大な歌は雄略天皇の巻頭歌とともに、万葉集の冒頭を飾ります。

2017年11月27日月曜日

「家族の健康」のために(3) 腎臓がちょっと悪いと透析になる

腎臓がちょっと悪いだけで、透析になっているケースは多いですね。


先回は「家庭で行う病気になる危険性のある行為」ということで「減塩食」(減塩食が危険という意味)を取り上げましたが、今回は「病院に行くと病気になる」という例を紹介します。
この一年、忙しい毎日が続き、少しずつ具合が悪くなってきた。最近、どうも尿の出が悪いので心配になり病院に行くと、「腎臓がかなり痛んでますね」と言われる。尿検査の結果も思わしくない。
現代の医療では、腎臓が痛んでいるときに、「仕事を休ませる」とか「腎臓の機能を回復させる」という治療はしない。それは患者側にも問題があり、「仕事を休んで少しゆっくりして様子を見ましょう」などと「正しい治療」をすると、「あの医者はヤブだ。仕事を休むぐらいなら医者に行かないよ」と言われてしまう。
そこで、対症療法しかしない。普通なら利尿剤(尿の出がわるいから)と血圧降下剤を処方する。とりあえず、腎臓が痛んでいるので、腎臓に行く血流を減らし(血圧を降下させ)、利尿剤で尿が出るようにするということだ。
ところが、本当の原因は厳しい仕事と疲れで腎臓からSOSが出ている状態だから、むしろ血圧をあげて血行を良くし、体をゆっくり休めて腎臓の回復を待つという本筋がある。それと反対の薬がでる。
腎臓は休養と血流を求めているのに正反対になり、1ヶ月ほど薬を飲むと、完全に腎臓が痛んでしまい、回復の可能性すらなくなる。そこで「人工透析しましょう」ということになり、さらに腎臓を動かさなくなる。
透析というのは本当に大変なことで、患者さんは仕事を休み、普段の生活もままならなくなり、お金もかかる。ちょっと休んで血行をよくすればすんだのに、正反対の方向になってしまう。
表紙のグラフは日本の透析患者さんの数だが、1970年頃から透析が始まり、最初のころは「透析待ち」の患者さんが多かったが、それが終わって現在では純粋に新しい患者さんがでるから透析が増えるという状態です。透析患者の平均年齢は65歳ぐらいで平均寿命が延びたから透析患者が激増しているというわけではありません。
「腎臓の医療が進んだのに、透析患者が増える」というのはどういうことでしょうか?
透析患者数が10万人を超えたのが1990年ぐらいですが、それから25年間、腎臓医療は進歩しなかったのでしょうか? それとも生活環境、食事などで腎臓患者が増える要因があったのでしょうか? 
腎臓の具合が悪く医師のところにいった、その医師が良いか悪いかで人生が大きく変わるような状態です。良い医師なら緊急の必要性がなければ、ゆっくり休養したりして腎臓の回復を待つとか、血の循環をよくして腎臓を通過する血流量を増やすとか自然の回復を待つことをアドバイスしてくれるでしょう。
悪い医師のところに行くと、尿の出が悪いとか尿検査の結果から利尿剤や血圧降下剤などを処方されます。そうすると、尿はでるのですが腎臓の機能が悪いのに尿を出そうとするので、腎臓はより悪くなります。また腎臓が血液を必要とすると造血を促して腎性高血圧などを引き起こすのに、さらに降圧剤を投与するとさらに悪化させることになります。
その結果、緩く回復させれば治ったものが、1ヶ月ぐらいの「治療」で悪化し、ついに人工透析をすることになり、いったん人工透析をするとさらに腎臓の自立機能が落ちるので、一生、透析をするというケースもあるようです。
腎臓は急性の場合もあるので、素人で判断するのは危険で、医師に相談する必要があり、それは必須ですが、その時に、「かなり無理をしたので、少し休養すれば回復しますか?」と聞くことが大切です。
(出典:Youtube 武田邦彦

2017年8月17日木曜日

2017年8月16日水曜日


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