2015年8月28日金曜日

【朗読】バーソロミュー(内なる気づきへ導く瞑想)

たいへん評価の高い本ですね。


バーソロミュー 
―大いなる叡智が語る愛と覚醒のメッセージ 
 単行本 – 1993/5
バーソロミュー (著), ヒューイ陽子 (翻訳), メアリーマーガレット・ムーア
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2015年8月27日木曜日

温かい人生 その3 自分が正しいと思っている



温かい人生 その3
 自分が正しいと思っている


かつての日本人が満足した人生、豊かな生活を送っていたのに対して、現在の日本人は物質的には飛躍的に「幸福になれる環境」にいるのに世界でもっとも「不幸だ」と思っているという驚くべき現状を先回に示しました。

この錯覚が生じたのには原因があるのは当然です。それを一つ一つ整理していくことで、この素晴らしい環境の中で、安心して満足した生活をすることができるようにしなければ何のために日本人として生まれてきたかも分からなくなります。

原因の第一に「自分が正しいと思う」という現代の日本人のクセを示します。

学生がケンカしているのを見ると、一方の学生は「俺は正しい。おまえは間違っている」と叫んでいて、相手の学生は「俺の方が正しい。おまえが間違っている」と言っています。

そこで、一方の学生に「なんで君が正しいことがわかるの?」と聞くと、聞かれたことが分からずにポカンとしている。そこで「だって、自分が正しいって主張しているのだから、なぜ正しいか理由を言わないと」と言うと、しばらく考えていて「僕が正しいと思います」と言う。

私が「君が正しいと思っているだけなら、相手だって自分が正しいと思っているはずだよ。だから理由の説明になっていない」というと、学生は困ってしまいます。つまり、彼は「自分の考えが正しい」と激高しているのに、「正しい根拠」を示すことができないのです。

「自分が正しいと考えていることが正しい」ということになると、人によって考えが違いますから日本には人口分だけ、つまり1億2000万ヶの「正しさ」があることになります。

そこでダメを押すために「たとえばお釈迦様に聞いてみるとかした?」と聞くと、さらに学生は困ります。お釈迦様はすでに2600年ほど前にお亡くなりになっているから「議論していることが正しいかどうか」を聞く人がいない・・・だから自分が正しいと判断すると、それが正しいと錯覚することになるのです。

この話で分かるように「正しい」というのは人によって違いますが、異民族が混合して生活をしている大陸では「人によって正しいことは違う」ということを認めていますので、主語や目的語がはっきりして言う言語を使い、価値の多様性を認めるという文化ができました。

これに対して日本は1万年前からほんの最近(150年前まで、つまり日本人が集団で過ごした期間の98.5%)まで「曖昧な言語、暗黙の空気、一つの価値」の中で過ごしてきたのに、開国しかつグローバリゼーションがさらに進む中で、この伝統的な文化だけはまだ残っているということです。

「人は人」であり、「違いこそが人生を豊かにする」と言う意識がはっきりできれば、まず第一にケンカがなくなり、第二に不愉快なことが少なくなり(自分の考えと違うことが行われている時に、それは相手としては正しいと思ってやっているのだなと思う)、辛い生活のかなりの部分が解消します。少なくとも「怒りっぽい」と言うことがなくなり、「他人の言うことが理解できる(同意ではない)」ようになり、楽しく毎日が過ぎていくからです。

(平成27年8月26日)

(出典:武田邦彦(中部大学)ブログ


2015年8月26日水曜日

温かい人生 その2 欲深くなった私たち




温かい人生 その2
 欲深くなった私たち


「辛くないのに辛い人生」になるのはなぜでしょうか? 今日の話題はその1です。

19世紀のはじめ、今から200年ほど前のことですが、ヨーロッパの白人は力があまって世界中に軍隊を送り、次々と有色人種の国を侵略して植民地にしていました。

しかし、日本は「東のはずれ=極東」にあってなかなかそこまでは到達しませんでした。そしていよいよ幕末に鎖国が解け、白人の人たちが日本に来てみるとビックリ仰天したのです。当時の記録をちょっと見てみます。

「彼ら(日本人)は皆よく肥え、身なりも良く、幸福そうである。一見したところ、富者も貧者もいない。これがおそらく国民の本当の幸福の姿と言うものだろう。私は、日本を開国して外国の影響を受けさせることが、果たして日本人の幸福を増やすことになるかどうか疑わしく思う。

質素と正直があれば黄金時代を築けるとしたら、どの国よりも日本がその典型的な社会だろう。生命と財産の安全、人々の質素と満足は、現在(幕末)の日本のはっきりした姿であるように思われる」

当時の日本は、安全な社会で生命と財産が保証されていて、その中で「質素」を「満足」としていたので、日本人はみんな幸福そうだったと言っているのです。

さて、表紙のほとんど見えないほどの小さな字で書かれているグラフをザッと見てもらいたいと思います。このグラフは、一日が終わる時に「今日は良い日だった」と思った人の割合を青い棒グラフで示しています。

グラフの上の方、つまり「今日は良い日だった」というのが多い国は、アフリカや南アメリカの国がほとんどで、先進国ではアメリカが13番目、イギリスが22番目です。

そして目をグラフの下の方に移してもらうと、極端に「良かった」という人が少ない国があります。つまり最下位の国、それがなんと日本なのです。この調査によれば「今日は良かった」と思う人がたった8%!!?? その一つ上が残念ながら韓国で9%。これほど不満持ちな国が隣り合わせになっているのですから、歴史認識も問題になるはずです。

つまり、日本は気候が良く、山紫水明、四季折々の自然に囲まれて命の危険を感じることもありません。その上、治安は素晴らしく(世界で10万人あたりの殺人件数が0.6人と世界最低)、女性でも夜一人で歩ける珍しい社会です。それに、所得、寿命など生命財産に関係するものも世界のトップですから、素晴らしいのです。

そしてかつての日本人はそれで満足して「不満なし」だったのですが、今の日本人は不満だらけということです。江戸時代と比較しますと、現在の日本は、所得、生活レベル、健康、寿命などあらゆる点で「幸福に生きることができる環境」にいます。それでも世界で最も不満の多い民族ということになるのです。

つまり、日本人の不満は「事実」ではなく「作られたもの」、「幻想」であることが分かります。

(平成27年8月23日)

(出典:武田邦彦(中部大学)ブログ



2015年8月24日月曜日

温かい人生 その1 人生はそんなに辛いことはありません




温かい人生 その1 
 人生はそんなに辛いことはありません


人生は辛いことが多いと言われますが、実は人生はそんなに辛くないものです。でも、「辛くないのに辛い」のはなぜでしょうか? 二つの話を紹介することから始めたいと思います。

「日の輝く春の朝、大人の男も女も、子供らまで加わって海藻を採集し浜砂に拡げて干す。

……漁師のむすめ達が臑(すね)をまるだしにして浜辺を歩き回る。藍色の木綿の布切れをあねさんかぶりにし、背中にカゴを背負っている。

子供らは泡立つ白波に立ち向かって戯れ、幼児は楽しそうに砂のうえで転げ回る。婦人達は海草の山を選別したり、ぬれねずみになったご亭主に時々、ご馳走を差し入れる。

暖かいお茶とご飯。そしておかずは細かくむしった魚である。こうした光景総てが陽気で美しい。だれも彼もこころ浮き浮きと嬉しそうだ。」

この文章を見て私は「ああ、幸福そうだな」と思ったのですが、女性の友人は「こんな役割分担の話は聞きたくないっ!」とイヤな顔をしていました。まあ、江戸時代に話だからと言って納得してもらいましたが、この女性が言ったことに中に「辛くないけれど辛い」という現代の日本人のこころがあるようです。

・・・・・・

イエス・キリストという人はキリスト教の人は神様と信じていますが、私は神様か人間か分かりませんが、もし人間としてもこれまでこの世に生まれた人間の中でもっとも偉かった人だと思います。聖書を読むと「こんなに素晴らしいことに良く気がついたものだ」と思いますが、それこそが神様なのかも知れません。

イエスは「野バラは楽しく野に咲き、ヒバリは大空でさえずっている。あなたは何を悩んでいるのだ」という意味のことを言われています。私たちは神様(自然)から命を授かり、それがたまたま人間であったということで人生を送っています。

自分が生まれる時に、人間として生まれるか、イヌとかブタにとしてかは自分が決められることではありません。神様か自然が決めてくれたことです。もしブタに生まれていたら一年も経たないうちに殺されて肉になっているでしょう。

人間で早く殺されてなにかの生物の餌になるのに耐えられる人はいるでしょうか?そう考えると私は人間よりブタの方が偉いのではないかと思うことすらあります。

そして、さらに偶然に多くの人は戦争の終わったあとの日本に生まれ、平和な社会、経済発展する時代に生きてきました。平均寿命は43歳から80歳を超えるまでになり、所得も世界でトップクラスです。

まさに、安全でお金持ち、健康で寿命は長いという国に偶然に生を得たのですから不満はないはずなのに、なぜか幸福感がない人が多いのです。なぜでしょうか?それを少しずつ考えていきたいと思っています。

(平成27年8月22日)

(出典:武田邦彦(中部大学)ブログ



2015年8月15日土曜日

ニール・ドナルド・ウォルシュ ~ 「必要の幻想」と「恐れ」について

「恐れ」とは何か、それを無くすにはどうすべきかについて、理解が深まりますね。

神へ帰る 
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2015年8月14日金曜日

「情熱」を持ち続ける心構えがあれば、人生は必ず開ける ~ 慈眼寺住職・塩沼亮潤氏

何事も、情熱を持って、やりとげることが大事ですね。


2015/07/21 に公開
慈眼寺住職・塩沼亮潤氏
あすか会議2015

第1部 全体会「1300年の歴史で2人 大峯千日回峰行満行を経て辿り着いた世界とは」


1300年の歴史を持つ吉野・金峯山寺開創以来、2人目となる大峯千日回峰行満行を果­たした塩沼亮潤大阿闍梨。

1日48キロの山道を千日間に亘って歩き続ける過酷な行の中­で、何を自問し、対峙してきたのか。断食・断水・不眠・不臥を9日間続ける四無行満行­を経て見えた世界とは何か。

挫折と挑戦を繰り返すすべての人たちに贈る言葉(視聴時間­47分30秒)。

塩沼 亮潤氏
慈眼寺 住職
堀 義人 ( モデレーター )
グロービス経営大学院 学長
グロービス・キャピタル・パートナーズ 代表パートナー

【ポイント】
・修行で見えてきたものは「ありがとうございます」という感謝の気持ち、「本当にごめ­んなさい」という反省の気持ち(6:30)

・同じことを繰り返すことで見えてきたのは「情熱を持ち続ける」ということ、「誰かの­ために尽くす」ということ(7:45)

・人間には避けられない「四つの苦しみ」がある。愛別離苦(愛する人といつか別れる苦­しみ)、怨憎会苦(嫌な人に会う苦しみ)、求不得苦(求めるものが手に入らない苦しみ­)、五蘊盛苦(心身思いどおりにならない苦しみ)(14:15)

・日常のままならないことをコントロールするためには「三つ心構え(忘れ去ること・捨­て切ること・許し切ること)」を持つ(23:00)

・人間は「光から光へ生きていく人間」「光から闇へ生きていく人間」「闇から闇へ生き­ていく人間」「闇を転じて光ある世界を生きていく人間」の四種類(24:40)

・心の針がマイナスに向かずに常にプラスに向くようにする「心構え」があれば、人生は­必ず開ける(31:10)

・自分の使命・志がわからない人はどうすればよいか?(32:20)

・心が折れる、くじける人はどうすればよいか?(36:20)

・リーダーの人に考えて欲しいこととは?(38:30)

・利他(他人の利益)と自利(自分の利益)の関係性について(41:10)

・死を意識した時に見えてきた世界はどのようなものか(42:00)

(肩書きは2015年7月4日登壇当時のもの)

(出典:GLOBIS知見録



死の極限をこえて
Ngo未来大学院=NGO FUTURE SCHOOL



2014/12/07 に公開
仙台市出身の塩沼亮潤さんは高校卒業と同時( 19歳の5月6日 )に迷わずに修行の世界に入りました。

そのきっかけはテレビの放送の中に見た40歳過ぎた男性が千日修行される姿でありその苦行の日々が紹介されていました。

このテレビでの修行の様子を見ながら大変なことだと思いつつ自分にとってとても大事なことであるように思うようになったそ­うです。

修行に入ってからは毎日 毎日 九年間 一日も休むことなく どんなに体調が悪くとも休まずに連日 往復 48km以上を 山あり谷ありの厳しい環境の中で往復して修行しました。

足を滑らせると谷に落ちて死んでしまうかもしれない。 

強風な台風がやってきても止めるわけにはいかずとにかく命がけの修行・・・・・草わらにマムシが いて毒牙でやられるかも知れない・・・・そのようなさまざまな危険な場面に直面しても苦行をつづけました。

いったい 命と引き換えの修行の意義とは 何だろうか・・・・。

塩沼さんは 修行に入った ちょうど494日目に 体調をくずして下痢と高熱で もう ダメかと思ったときに もう死ぬかも知れないと。 495日目には めまいをして もうだめかもしれないと 思いつつ意識が ぬけていったかと思う その瞬間に生涯展望( Life Overview )を体験しました。

この大地に命をさずかり生まれたころの時から現在の修行にいたるまでの日々が 瞬間的に展開し やがて 心の底から勇気が 情熱が 湧き出てきたとのことで この難局を乗り越えられそうな 死の苦しみをもこえたパワーが 湧き出てきて 残りの苦行を後押しして下さったとのことです。

現在では 死は 怖いものではなくなり 限られた与えられた命を全うして この地球での人生を最後まで すなわち死の直前まで 誠実に生きたいとしました。   今回は ほんの少しの資料ですが 紹介いたします。



2015年8月10日月曜日

【セミナー】 第2回 高嶋美里の女性限定セミナー

4年前のセミナーですが、今でも役立つ内容ですね。


人見知りが武器になる
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「今すぐ」やれば幸運体質! 
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2015年8月5日水曜日

エックハルトに個人セッションを受けるニール・ドナルド・ウォルシュ



ニール・ドナルド・ウォルシュ
ニール・ドナルド・ウォルシュ(Neale Donald Walsch、1943年9月10日 - )は、アメリカ合衆国の著作家。『神との対話』シリーズの著者である。

ウィスコンシン州ミルウォーキー生まれ。ローマ・カトリックの家で、精神世界の探索を奨励する家族のもとに育てられる。

1992年に始まった、神との口述筆記形式の対話をまとめたという『神との対話』がベストセラーとなり、27ヵ国で翻訳され、以後シリーズ化されている。

これらの本はチャネリングによるものではなく、神からインスパイアを受けていて、現代的なアプローチで神への接触を計ろうとする人々への手助けになる、とウォルシュは述べている。

現在は、妻とオレゴン州南部の森の多い静かな地域で暮らしている。
(出典:ウィキペディア)


神との対話
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エックハルト・トール ~ 「与えるものが受け取るもの」




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